この記事では、ヒラ社員として、PMP試験を勉強開始から3ヶ月で合格した筆者のプロフィールについてご紹介しています。

ヒラ社員でもPMP


こんにちは。「若手ヒラ社員が3ヶ月でPMPを取得するまでの道のり」の管理人です。具体的な勉強の方法などをご紹介する前に、自己紹介をいたします。読み飛ばしていただいても支障ありません。

「こいつがPMP取れるなら俺にも出来るかも」と自信を深めるために読んでいただけると幸いです。また「こいつの知識ベースだったら自分の場合3ヶ月もかからない」というような補正にも使えます。

なお、私が試験に受かるまでの3ヶ月間は、合格までのマイルストンという記事を御覧ください。

PMPを受験するまでの私の仕事

2007年に大学院を卒業、新卒で大手ITベンダに入社しました。システムインテグレーターのランキング上位に入る会社、ITゼネコンでいう元請けのポジションです。ITの現場で「本社の人は偉そうにしてるけど、マネジメントもできないしITの事も知らないよな」と言われる側の人間だと思っていただければよろしいかと存じます。

業務ではITベンダによくあるシステム開発のプロジェクトとは程遠い、事業企画や提案業務をしていました。ITの技術的な仕事にはあまり関与していません。

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PMPを受験する際に持っていたITに関する知識

理系の大学院卒だけど、生物系の勉強をしていたのでITは素人。でも会社の新人教育でITの基本は一通り教わったので、1年目の秋に基本情報技術者試験、3年目の春に応用情報技術者試験を取得しました。

また、会社の研修の一環で、プロジェクトマネジメントの基礎などの教育を受講する機会があったので、4年目にIPAのプロジェクトマネージャー試験を受験しました。最後の論文があと一歩で不合格でした。

実践はしていないものの、IT企業で働く人が、お勉強で知っているようなことはだいたい理解していました。

PMP受験するまでのマネジメントの経験

5人未満の小さなチームの下っ端として働く事が多く、8年間で部下がついたことはおろか、同じチームに後輩がいた経験すら殆どありません。つまり「マネージャー」では無いヒラ社員なのです。

明確なプロジェクトマネジメント業務は、先輩の元でプロジェクトマネージャの手伝いをした事や、2ヶ月だけ助っ人の仕事がある、といわれて引っぱりだされたプロジェクト管理業務くらいです。


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PMP受験前の唯一のマトモなプロジェクトマネジメント経験

唯一といっていい「プロマネっぽいプロマネの仕事」は、8年目になったばかりのころに訪れました。上司に知らない人ばかりの部署に連れて行かれ、「今のPMが1人で回らないのでサポートして」と、全く知識の無いシステム構築案件に放り込まれました。

回っていないというPMは、ちょっと頼りないけど、知識が豊富そう。「このPMをサポートすれば良いのか、チョロいな…」と思ったのもつかの間、私が加入した2日目にそのPMが過労で倒れました。

なかなか後任が決まらず、いつのまにか私が実質的なPMに担ぎ上げられました。冷や汗の案件でした。とはいえ、私も新人ではないので、これまでの会社生活で学んだ事を着実にこなし、何とか予定されていた期間、プロジェクトをこなす事ができました。この経験がプロジェクトマネジメントという仕事に興味を持つきっかけになりました。

なお、8年間で経験した6つの職種で経歴を書くとそれぞれ次のようになりました。
PMP、経験申請書その1
PMP、経験申請書その2
PMP、経験申請書その3
PMP、経験申請書その4
PMP、経験申請書その5
PMP、経験申請書その6

いずれもPMIに提出した申請書ほぼそのままです。(上で述べている経験は「その5」です)


良いPMになってデスマーチを無くさなきゃ!と思いました。

その後、入社以来8年働いた職場を離れ、現在は米国企業でPMとして働いています。


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