この記事では、PMP試験を受験する際に絶対重宝する、PMBOKの47プロセスを確実に暗記するための勉強法をご紹介します。


PMBOK-47process-matrix


当ブログでは、PMPの申請のお手伝いや、勉強法の相談を受け付けております。

勉強法の相談で「xxは暗記した方が良いのか?」という質問をよく聞きます。ご参考までに、何をどの程度暗記すべきか、私の場合をご紹介します。(PMP試験で丸暗記しておくべき用語)という記事を手直ししたものです。

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PMP試験で絶対に丸暗記しておくべき用語

PMPの勉強の中心は、PMBOKの理解です。このPMBOK、なかなか日本のプロジェクトマネジメントと考え方が違うので、戸惑うと思います。

特に、基本概念を覚えずに学習をするのは大変です。

そこで、以下の単語をとりあえず丸暗記したところ、読み解くのがすごく楽になりました。

・PMBOKの5プロセス群
・PMBOKの10の知識エリア
・PMBOKの47のプロセス 

※PMBOK 第5版です。改定により、数や分類は変わります。


pmp_knowledge_process
印刷して、仕事でつかっているノートの表紙の裏に貼りました。

残業ばかりの仕事だったけれど、あまり大事でない打ち合わせの時などにこれを眺めていました。

眺めてばかりでは覚えないので、何も見ないで全部表を書いてみる、ということをやっていました。はじめのうちは全く書けないので、分からなくなったら一瞬だけ表を見て、再び書いてみる、という方法をとりました。

おかげでだんだん表を見なくても書ける分量が増えていき、2週間くらいで表を完全に暗記することができました。

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PMBOKの47プロセスをすべて丸暗記するメリット

この暗記法はかなり効果的だったようで、合格後もこのブログを書いたり、他人の添削をしているおかげで、今でも表はほぼ丸暗記しています。


表を覚えてしまうと、プロジェクトがどういう流れで進むのか、とか、各プロセスの関連がなんとなくわかってきます。何よりも、参考書やPMBOKガイドを読んだ時の理解度が格段に上がります。

PMBOKではこのほかにも、ツールと技法、インプットとアウトプットといった膨大な量の単語が出てきます。でも、この47プロセスの表を丸暗記しておけば、それらの単語は覚えなくても、だいたい理解できます。PMP試験は6割解ければ合格なので、全ての用語を完璧に覚えておくよりも、概念を広く浅く正確に理解しておく方が良いのです。

ただ、基礎としての最低限の暗記は必要で、それが47プロセスの表の丸暗記です。


PMBOKの47プロセスをすべて丸暗記するためのツール


・ノートとエンピツ

で、十分ですが、以下のツールもお勧めします。




「電子メモ」のブギーボード。書いた内容をボタン1つですぐ消せるので、本を見ながら書いてすぐ消して、何も見ずに書く、というトレーニングに最適です。
電車の中や待合室でも勉強しやすい点も素晴らしいです



寝室に置いて、寝る前にホワイトボードに書いて寝る、などすると記憶が定着しそうです。
勉強をする上での進捗管理にも使えます。


懐かしの赤と緑の下敷き。これが合っている人もいるかもしれません。
私は幼少期から受験期まで、一切このお世話になったことがないので、効果は不明。


情報カード(通称京大カード)。単語帳より大きいので、情報量の多い概念の理解に向いているかも。読んで・見て覚えられるタイプの方にはおすすめ。私は覚えられないタイプです。



ノートカバーでお手持ちのノートを勉強用ツールにグレードアップするのも良いですね。


なお、単語帳(スマホアプリ含む)は47プロセスの暗記にはお勧めしません。個々の単語よりも、表そのものを暗記することが大事だと思っています。


以上、PMBOKの47プロセスの暗記方法をご紹介しました。PMP合格に向けた勉強法の質問があれば、お気軽にコメント欄やメッセージフォームからお問い合わせください。


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